札幌市中央区での散水栓の水抜き栓からの水漏れの修理方法です。

札幌市水道局に「水道の水漏れ」を指摘された現場になります。

水抜き栓のパッキン交換でも水漏れは直せる感じでしたが、水抜き栓の操作ハンドルがGL[地面」よりも下にあるので操作が大変ということで、水栓柱にして操作を高い位置で行えるようにしました。

https://youtu.be/JyqrUNA2Zv0

不凍水栓と水抜き栓は、寒冷地で水道の凍結を防ぐために設計された設備で、それぞれ異なる機能と目的を持っています。以下に、それぞれの構造、作用、用途について説明します。

### 不凍水栓とは

#### 構造と作用
不凍水栓は、寒冷地での使用に適した特殊な水栓で、凍結による破損を防ぐための工夫がされています。一般的な構造と作用は次のとおりです:

1. **バルブと本体**:
– 高耐久性の材料(通常は金属)で作られたバルブと本体があります。水の出入口が地中深くに配置されていることが多いです。

2. **排水機構**:
– 使用後に水栓内の水を自動的に排水する機構を持っています。これにより、水栓内部に水が残らず、凍結のリスクを低減します。

3. **断熱材**:
– 水栓内部や周囲に断熱材が使用されており、外気温から水を保護します。

4. **ヒーター(オプション)**:
– 一部の不凍水栓には電気ヒーターが組み込まれており、低温時に自動的に作動して水栓内部を温めます。

#### 用途
不凍水栓は主に次のような場所で使用されます:

– **住宅の外部**:
– 庭や駐車場、農地など、屋外に設置される水栓です。
– **公共施設**:
– 公園や学校、工場など、寒冷地にある公共施設や商業施設の水道設備。

### 水抜き栓とは

#### 構造と作用
水抜き栓は、配管内の水を抜き取り、凍結を防ぐためのバルブです。次のような構造と作用があります:

1. **バルブ**:
– 水道管に取り付けられたバルブで、水を使用しない時に配管内の水を排出する役割を持ちます。

2. **排水口**:
– バルブを開くことで、配管内の水が特定の排水口から排出されます。

3. **手動操作**:
– 水抜き栓は通常手動で操作され、使用後にバルブを開いて水を排出します。

#### 用途
水抜き栓は、以下のような状況で使用されます:

– **住宅の内部**:
– 屋外に面する配管や寒冷地にある家屋の配管。
– **別荘や休暇用の住宅**:
– 使用頻度が少ない住宅で、長期間不在になる際に配管内の水を抜くために使用されます。

### 北海道での一般的な施工方法

#### 不凍水栓の施工方法
1. **掘削**:
– 水道管を地中深く(通常1.2メートル以上)に埋設するための溝を掘ります。

2. **管の設置**:
– 断熱材で包んだ水道管を溝の中に設置します。特に寒冷地では、地表に近い部分にしっかりと断熱材を巻きます。

3. **不凍水栓の取り付け**:
– 水道管に不凍水栓を接続し、地表に出る部分にも断熱材を追加します。

4. **ヒーターの設置(オプション)**:
– 必要に応じてヒーターを取り付け、電源を接続します。ヒーターが正しく作動することを確認します。

5. **埋め戻し**:
– 溝を埋め戻し、地表を平らに整えます。

#### 水抜き栓の施工方法
1. **設置場所の選定**:
– 配管内の水がスムーズに排出される場所を選びます。通常、低い位置に設置します。

2. **バルブの取り付け**:
– 配管の途中に水抜き栓を取り付けます。配管を切断し、バルブを取り付ける部分を準備します。

3. **排水口の設置**:
– バルブから排水が流れる排水口を設置します。適切な勾配を持たせて水が自然に流れるようにします。

4. **テストと調整**:
– 水抜き栓の動作をテストし、適切に機能することを確認します。

まとめ
不凍水栓と水抜き栓は、寒冷地で水道の凍結を防ぐために重要な設備です。不凍水栓は凍結防止のための特別な機構を持ち、主に屋外に設置されます。一方、水抜き栓は配管内の水を排出するためのバルブで、主に屋内や長期間使用しない配管に使用されます。どちらも適切な設置と使用により、寒冷地での水道システムの凍結防止に効果を発揮します。

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水道用不凍水栓の構造、作用、および北海道での一般的な施工方法について詳しく説明します。

### 水道用不凍水栓の構造

不凍水栓は、寒冷地での凍結を防ぐための特殊な設計を持っています。基本的な構造は以下の通りです:

1. **長い管状の水栓本体**:
– 水栓本体は通常の水栓よりも長く、地面の深いところまで伸びています。地中の温度が地表よりも高いため、深い部分に水が保持される設計になっています。

2. **内部バルブ**:
– 水の流れを制御するバルブが水栓の底部に設置されており、地表面から離れた場所で開閉することで凍結を防ぎます。

3. **排水機構**:
– 使用後に水栓内部の水を自動的に排出するための機構が組み込まれています。これにより、水栓内に水が残らず、凍結のリスクが低減されます。

4. **断熱材**:
– 一部の不凍水栓には断熱材が使用されており、寒冷地の厳しい気温から水栓内部を保護します。

### 水道用不凍水栓の作用

不凍水栓の作用は以下の通りです:

1. **凍結防止**:
– 内部バルブが地中深くに配置されているため、地表の冷気から守られ、凍結を防ぎます。
– 排水機構により、水栓内部の水を排出することで、内部に水が残らず、凍結を防ぎます。

2. **自動排水**:
– 水栓を閉じると、内部に残った水が自動的に排出される仕組みになっています。これにより、水栓内部に水が溜まらず、凍結のリスクが回避されます。

3. **耐久性**:
– 高品質な材料と設計により、寒冷地でも長期間にわたり安定して使用できる耐久性を持っています。

### 北海道での一般的な施工方法

北海道のような寒冷地では、不凍水栓の設置には特別な施工方法が採用されます。一般的な施工手順は以下の通りです:

1. **設置場所の選定**:
– 不凍水栓を設置する場所を決定します。屋外の庭や駐車場、農地など、必要に応じて設置場所を選定します。

2. **掘削作業**:
– 地面を掘り下げて、深さ1.2メートル以上の穴を掘ります。この深さは、地中の温度が安定していて凍結しにくいゾーンまで到達するために必要です。

3. **配管の設置**:
– 掘削した穴に水道配管を設置します。配管は地中深くまで伸びるため、凍結のリスクを軽減できます。
– 配管の接続部分やジョイントには、耐寒性の高い素材を使用し、しっかりと接続します。

4. **不凍水栓の取り付け**:
– 配管に不凍水栓を取り付けます。不凍水栓の底部が地中深くに位置するように設置します。
– 水栓本体が垂直に設置されていることを確認し、固定します。

5. **断熱材の使用**:
– 必要に応じて、配管周囲に断熱材を巻きつけて保護します。これにより、地表付近の冷気から配管を守ります。

6. **埋め戻し作業**:
– 掘削した穴を埋め戻します。配管や不凍水栓がしっかりと固定されるように土を詰め、しっかりと圧縮します。

7. **テストと確認**:
– 不凍水栓の取り付けが完了したら、水を流して正常に機能するかを確認します。水がスムーズに流れ、排水機構が正常に動作することを確認します。

### まとめ

不凍水栓は寒冷地での水道設備において非常に重要な役割を果たします。適切な設置とメンテナンスにより、寒冷地でも安定して水を供給し、凍結によるトラブルを防ぐことができます。特に北海道のような厳しい寒さが続く地域では、不凍水栓の導入が推奨されます。